連日寒い日が続きます。
冷凍庫の中にいるような、芯から冷える寒さ。
こんな日に、どうやって着物を着るのか。
実は、暑さよりも寒さの方が防ぎようがあります。
着物の構造上、重ね着しても、全体の姿に影響が少ないのです。
身体を温めるポイントは、
手首、足首、首、の3つ!
この3つの首、着物だと露出しがちです。。
今日は足首のお話です。
足首を守れ
用意するもの
・スパッツ
・ 5本指に分かれている靴下
・足袋
今回はユニクロさんのヒートテックソックスを買いました。
親指だけ独立しているタイプでも構いません。
上から足袋、草履を履ければいいのです。
今回購入した ヒートテックソックスはメンズなので大き目ですが、柄がついていない方が足袋の上から透けにくくオススメです。
トレンカ(スパッツ)は、あまり股上が深いと、お手洗いの時に苦労するので
普通の股上にしておくと良いです。(腹巻きを兼ねているタイプ、暖かいので好きなのですが。。。お腹は帯が守ってくれます。)
下から順に、トレンカ(スパッツ)、5本指ソックス、足袋
長襦袢と着物を重ねると、洋服より暖かいです。
特に足首。トレンカ(スパッツ)と靴下が重なって、
アームウォーマーのように足首を温めてくれます。
ストッキングとハイヒールより、断然暖かい(#^.^#)
こんなに厚着していても、ボリュームが出ないので着姿に響きません。
一度身体を冷やしてしまうと、
温めるために時間とエネルギー(体力)を消耗します。
冷やさないように手持ちのアイテムで工夫しながら、着物を楽しみたいと思っています。
チラリ
本来、足は見えない(見せない)ものです。
靴下やトレンカを重ね着していてもわからないはずですが、
階段を昇っているときに、チラリと生足が見えることがあります。
生足が見えても恥ずかしいけど、
完全防寒のずんどうな足が見えても恥ずかしい。。
足を上げたとき、残った方の足をつま先立ちにして
できるだけ足が露出しないようにします。
年配の方や、着物を着なれている方は、既に身につけていらっしゃいますが、
階段を足全体で踏みしめるより、こなれた印象になります。
いっぱい着込んでいて恥ずかしいので、自然にこうなってしまいます。。
疲れていてそれどころじゃない!
という時は、安全を優先してください。転げ落ちたら大変です。
安全>冷え>美しさ
です。。
冬の着物。暖かくしてお出かけください。
コメント