着物と日傘

着こなし術

梅雨明け宣言されてから、直射日光に当たると火傷するのではないかと思うほど、

熱い(暑い)ですね。

 

夏の始めに毎年思うのです、

「あれ、夏ってこんなに暑かったっけ??」

 

夏の暑さも、冬の寒さも、何回経験しても慣れません。

 

 

セミの声も聞こえるようになりました。

 

今日は7月31日。

もう夏休みの宿題を終わらせた小学生もいるのでしょうね。

 

私の場合は、8月31日になっても、まだ宿題を終わらせる目途が立たずに

半べそをかきながらドリルに取り組んでいました。

 

夏の終わりに毎年思うのです。

「あれ、夏休みってこんなに短かったっけ??(+_+)」

 

 

物事を計画的に進めることができる人は、

大人であれ子供であれ尊敬します。

 

 

日傘と着物

 

日差しが強いこの時期、日傘は重宝します。

 

着物は布で体を覆いますが

唯一、洋服よりも露出するのが「うなじ」です。

(首の後ろの部分です。)

 

うなじに色気が出ると言っても、過言ではありません。

 

油断していると、うなじは真っ黒に日焼けします。

 

首の油分がサンオイルの役割を果たすのか、

顔に日が当たらないように、無意識に後ろをさらしてしまうのか。

 

タオルを当ててもいいと思いますが、

日傘で日よけしたほうが、なんだか上品な印象です。

 

 

日傘を選ぶ

 

薄い色より、濃い色の方が、紫外線を吸収するそうです。

白い日傘と黒い日傘があったら、黒い日傘の方が効果があります。

 

個人的に、白い日傘の方が涼し気で好きですが、

実際に涼しいのは黒です。

 

UVカット加工されている傘でしたら、色は関係ないそうです。

ただし、年数を経るにつれ、UVカット効果がなくなるので

2~3年を目安に買い替えるか、UVカットのスプレーで効果を補いましょう。

 

ただ、真上からの日差しには対処できますが

地面からの照り返し、散乱光に含まれる紫外線は防ぎきることができません。

 

傘の内側が白いと、地面から反射した紫外線を集中して浴びてしまうので、要注意です。

 

以前持っていた日傘は、内側にアルミのようなシルバーの生地が張っているタイプでした。

その年の夏、何人かの人から

「なんか焼けたね~」

と言われたり、ファンデーションの色が合わなくなったのは、

地面のUVを、傘で集めていたからだったような気がしています。。。

 

 

日光のアレルギーでなければ、日傘もファッションの一部なので

お好きなデザインを選ぶのが一番だとは思います。

 

古い着物の生地を日傘に仕立てたものがあったり

ヨーロッパから輸入した総レースの繊細なデザインがあったり

日傘を選ぶのは楽しいです。

 

 

ちなみに、「傘」は手で持つタイプ、

「笠」は頭にかぶるタイプです。

 

頭にかぶるのが一番効率がいい気がします。

意外と着物と合ったりして。。いや、変ですね。

 

着物と日傘の話でした。

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