帯締めの位置で表現する

コーディネート

着物の着付けを習っていた頃、

帯締めは、帯の半分よりやや下に締める。

という話を聞きました。

 

なんとなく引き締まって、こなれた感じがするからだと解釈していました。

 

 

最近は、帯締めを帯の半分よりやや上に付けることが多いようです。

 

スタイルがよく見える?

以前、呉服屋さんで着物を試着させていただいたとき

「帯締めは、上の方に締めた方が、足が長く見えるのよ」

と教えていただきました。

 

なるほどー。

 

着物で、スタイルがよく見えるような工夫をしたことがありませんでした。

 

低い位置に帯締め

インスタグラムに投稿した画像がわかりやすかったので、

比較してみます。

1125

リーフ型の帯留め(ブルー)

中央の部分を下に引っ張ると

正面から見たとき立体感が出ます。

 

ニコッと口角を上げる感じで。。。

帯結びにもよりますが、3分の1より上、2分の1より下、のイメージで締めていました。

 

高い位置に帯締め

クリスマス着物

雪の帯留め

そもそも、このコーディネートは帯留めを見せたかったので、

帯の柄に埋もれないように高い位置にしました。

 

可愛らしく、若い感じがします。

(着物がピンクだから、余計に可愛らしいのですが)

 

 

着物の色柄だけではなく

小物の位置を変えることで、イメージチェンジすることができるかもしれません。

 

ちょっと若々しくなりすぎたかな?

というときは、あえて帯締めを下げてみるとか。

 

地味で老けたコーデになってしまったときは

帯締めを真ん中か、やや高くして、帯留めをつけてみるなど。

 

 

半衿の出し方でも表現できるのですが、

着物を着てしまうと、衿の分量や合わせる角度を調節するのって難しいですよね。

完成したら手遅れです。

 

帯締めだったら、いつでも上げ下げ可能なのです。

 

 

私は、毎回同じ着付けができない未熟者なのですが

着物姿の表現のバリエーションは無限大で、毎回違う表情になります。

そこが着物の楽しいところです。

 

帯締めの位置にも正解はなく、

バリエーションの多くは、私の自己満足です(*´▽`*)

 

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着物で過ごすクリスマス。オーナメントやチャームにも使える「雪の結晶の帯留め」でオシャレコーディネート|BASE Mag.

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