足袋の裏が汚れていると、魅力半減です。
考えてみると、布ですから汚れが付きやすいですよね。
しかも、色は真っ白。
洗えるのは利点ですが、家の中を乾拭きしているようなものなので、家の掃除が行き届いていないと、出かける前に足袋は汚れます。
もしかしたらダメなことかもしれませんが、
私は足袋の上からスリッパを履いて、着付けしています。
草履の高さを再現できるので、裾が上がり気味になることを防げます。
裾(スカート丈のイメージ)が短いと、草履を履いて外に出たときに、何ともバランスが悪くなります。
座敷童など、裾の短い着物を着ていますが、子供だからいいのです。
スリッパで着付け、オススメですよ。
ジワジワ汚れる
同じ草履を使用する予定があり、玄関に出しっ放しにしてしまったことがあります。
よく見ると、うっすらホコリが積もっていました。
このチリも積もれば何とやらで、足袋は薄汚れていくのだと悟りました。
履いたら片づける。
定期的に中性洗剤を薄めた水で拭く。
ちゃんとやらないとな。と思いました。
靴だったら、すっぽり足の裏が隠れるので気になりません。
外で靴を脱いだり、正座して足の裏を見せる機会はほとんどありません。
まして真っ白い靴下や真っ白いストッキングを履く機会って、大人になると皆無です。
でも、足袋は真っ白。
だからこそ、白さをキープすることで清潔感が生まれるのだと思います。
着物で出かけたとき、足袋カバーを付けるか替えの足袋を持っていると安心です。
以前、エスカレーターでうっかり足袋を汚してしまったことがあります。
黒い油汚れが落ちませんでした。
足袋ならまだしも、着物の裾にスカレーターの機械油がつくと大変なことになります。
皆様もお気を付け下さい。
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