エントリーした着物コンテストの一次予選がありました。
想像していたよりも本格的なもので、
人生初の、緊張で声が出ないというハプニングに見舞われました。。
会場
予選会場には、振袖姿の若くて美しいお嬢様がたくさんいました。
髪型もメイクもバッチリです。
今回のコンテストは、大手プロダクションとも提携しているようです。
モデルや女優などの芸能人関係を目指している方が、登竜門としてコンテストに臨むらしいのです。
なるほど、確かに美人さんが多いわけです。
(お顔立ちは関係ないというのは何だったんだろう。。前回の記事→https://kimono-agent.site/2016/01/31/post-760/)
大学のミスコン出場者や、〇〇の親善大使経験者など、素敵な若者達にうっかり混ざってしまう痛恨のミス。。
エントリーナンバーが書かれた札を持って審査員の座る場所まで歩き、番号と名前を名乗ってから着物への想いをアピールします。
その発表の様子は、審査待ちの私たちもズラリと座って見守ります。
いざ審査が始まると、厳しい雰囲気に。
着物の柄の意味や素材などの質問に答えられないと
「勉強不足ね。」で一蹴されます。
質問の内容は人それぞれですが、芸能界を目指して予選会に参加した人には、少々難しい質問かなと思いました。
どうしよう。
ふざけた気持ちで来てしまった。。
もともと、審査結果にこだわりがなかったので、リラックスして他のエントリーした方の面接を聴いていたのですが、
徐々に(怒られたくない)(私は場違いである)という縮こまった気持ちになってきました。
完全に場の空気の飲み込まれています。
喉もカラカラに。
的外れな回答
順番が近づいて来たので、立ち上がるとクラクラすることに気が付きました。
そういえば、朝起きてから何も食べてなかったな。
(14:30を過ぎていました。)
低血糖で手が震えているのか、緊張しているのかよくわからなくなっています。
体質ですが、手汗もびっしょり。
いざ私の順番になってエントリーナンバーと名前を名乗った時、通常の3分の1くらいのボリュームしか出ていませんでした。
アレ?
女優を目指しているわけでもない私が、何をそんなに緊張しているんだ笑
というもう一人の自分の笑い声が聞こえます。
でも、震えが止まらない。。
「き、着物離れが進んでいるので、き、着物を着る機会と場所を提供したくて、き、着物の会社を立ち上げましたっ。」
絞り出すように、何度も息継ぎをして発言すると、審査員の先生から質問が。
「会社を立ち上げて、どう思いましたか?」
「・・・・・・。」
私は会社を立ち上げてどう思ったのでしょうか。
どう?
答えの方向性を見失ったまま、何か言わなけれならないと思い、的外れな発言をして持ち時間を使い果たし、先生に首を傾げられたまま、私のアピールは終了しました。
審査結果は後日連絡があるそうです。
連絡、ないかもしれません笑
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