うつくしきもの カワイイの原点

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昨日はブログを更新できませんでした。

2日間に渡り、甥と姪の面倒を見ていたため、子供のパワーに圧倒されてヘトヘトになってしまいました。

 

子育て中は、着物を着る余裕はありませんね。。

気が付いたら、洋服の至る所にチョコレートが付いていました。

着物だったら、落ちません。

チョコって油汚れなんですよね。

 

 

小さきものは、いとうつくし

 

このブログの題名「美しきもの」

これは、清少納言の『枕草子』からとった言葉です。

 

「美しい着物」という意味がメインですが、

・美しき者

・美しき物

など複数の意味も込めています。

 

・移く四季もの

・・・なんていうのは後付けです。

 

 

「うつくし」は、現代でいう「かわいい」です。

「カワイイ」は、世界でも通じるクールジャパンの代表的な言葉ですね。

 

日本

 

その『枕草子』 うつくしきもの の中の一節にこんな文章があります。

 

なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし。

(何もかも、小さいものはみなかわいらしい。)

 

その感覚、よくわかります。

 

子犬や子猫の可愛さに思わず声が出ます。

「うわー、カワイイ~^^」

(成犬や、ふてぶてしい大人の猫の方が愛おしかったりしますが。見た目の問題です。)

 

七五三用の子供の着物。

足袋、草履など、作りが同じでもサイズが小さいだけで可愛いですよね。

 

十二単衣

 

清少納言は、思ったことや感じたことをエッセイ調にまとめました。

それが『枕草子』です。

 

平安時代から、日本人のカワイイという感覚は受け継がれているのかもしれません。

着物の形やルールも進化しましたが、原点はカワイイなんだと思います。

 

日本女性を、美しく可愛くみせる着物。

時代に合った着物の着こなしで、次世代に繋げていきたいですね。

 

 

 

 

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