成人の日を迎えた新成人の皆様
これまで成長を支えた、周りの方々。
成人おめでとうございます。
今までは振袖姿ではしゃいでいる若者を見ていたのですが
だんだんと、親の年齢に近くなり
成長した子供を見る感慨深げな親御さんの方に
目線がいくようになりました。
長い永い子育ての、ほんのひと区切りでしかありませんが、成人おめでとうございます。
成人式 の起源
成人式は、国民の祝日として現在定着していますが、その起源は蕨町の行った第一回青年祭(1946年)に由来するとされています。
それが全国に広まり、1949年の1月15日が「成人の日」と制定されました。
蕨市といえば、私の地元のお隣の市です。
全国の市町村で一番人口密度の高い街としても有名です。
成人の日を1月15日に定めたのは、
元服の儀を新年最初の満月に行う風習があったからです。
現在は、ハッピーマンデーにより1月の第2月曜日に変更になりました。
成人式で思い浮かべるのは、晴れ着=振袖です。
振袖は、未婚女性の第一礼装ですが、
その他にも長い袖が「魔を祓う」「厄除け」になると考えられていたため、
病気や厄を振り払えるように、若い女性に振袖を着せていたのが始まりのようです。
機会を逃す
そんな成人式ですが、実は私は参加していません。
その代わりに、成人式当日には父方・母方両家の家へ行き
祖父母に振袖姿を見てもらいました。
今思えば、成人式には参加して
後日振袖姿を見せればよかったのです。
母は振袖の着付けもできるので、頼めば何度でも着せてくれたことでしょう。
成人式に、参加したくなかったのです。
太ってしまったことがコンプレックスで
できるだけ昔の友人に会うことを避けていました。
これも今思えばですが、私のことなんてみんな気にしていないのだから
久しぶりの再会を楽しめば良かったのです。
若さゆえの、下らないプライドのせいで
人生のイベントを逃してしまいました。
振袖は着れたし、祖父母も喜んでくれたのでそれほど後悔はしていませんが
もっと楽しく過ごす方法はいくらでもあったなーーと思います。
20歳のお祝いがあるのなら
40歳のダブル成人式とか
60歳のトリプル成人式とか
あってもよさそうですね。
子供や孫も参加したりして。
同じ晴れ着を引っ張り出してみるのも、、面白いかも。。
齢を重ねれば重ねるほど、いろいろな出来事があります。
結婚の有無、子供の有無、仕事の有無、健康の有無。
楽しいことはもちろん、時には苦しいこともひっくるめて
おめでとう!
というイベントがあっても、よさそうですよね。
お客様から、お子供さまの成人式に振袖を購入したものの、仕舞ったままになっていて
機会があれば、というお話を伺いました。
たしかに。 。
着る機会を増やせるようにしたいなーと、ぼんやりですが真剣に考えています。
なにはともあれ、新成人のみなさま、本当におめでとうございます!!
コメント