本日2月9日は、服の日なんだそうです。
総務省統計局HP
http://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0209.htm
統計データによると、1世帯当たりの「被服及び履物」への年間の支出金額は年々減り続けています。
平成5年に283,829円だった1年間の衣服への投資額が
平成27年には144,985円と、半減しています。
(上記の総務省HPで年間推移のグラフが見れます)
支出額が減った理由は様々あるでしょうが
価格が安くても品質の良いものが多く、丈夫なので長持ちするようになったのかもしれません。
私が学生のころ、毎月ファッション誌を買って流行を研究したものですが
最近はファッション誌も廃刊が多くなっています。
私自身も、以前より、洋服は安く済ませるようになりました。
長く使う着物と洋服
着物もだいぶ安くなりました。
リサイクルやフリーマーケットでタダ同然に売られています。
手の届きやすい値段になったことに喜びつつ
染めの職人さんや、お針子さんなど携わった人のことを考えると
なんとも複雑な心境になります。
需要が少ないので、
仕方のないことかもしれませんが。
以前、振袖の袖を留めて、訪問着にしたのですが
黒い帯留めをつけてみました。
赤の小物を合わせていた時は、ちゃんと振袖だったのですが
大人の辛口コーデになりました。
洋服も着物も、昔のものを大切に着ていると、支出額も増えません。
新しいものをどんどん買うよりも
今あるものを大事に長く使うという風潮が、復活してきているのでは?
と願っています。
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