着物モデルと体のゆがみ

その他

着付け教室の免許授与式が4月末にあり、

着物モデルのお手伝いをすることになりました。

 

着付けの先生が、大振袖を着せるショーをするのですが、

そのマネキンをします。

 

主役はあくまでも着物、そして先生の着付けの技術です。

 

私はその着付け教室の生徒ではないのですが

中肉中背で、教室が保有する大振袖のサイズに合っていたようです。

 

以前出場したきものコンテストがご縁で

声を掛けていただきました。

 

 

大振袖

 

「大振袖」とは、結婚式で花嫁が着る衣装です。

ちなみに、成人式で一般的に着用するのは「中振袖」です。

 

袖の長さに違いがあり、

大振袖は約114cm、中振袖は袖が約100cm位となっています。

 

また、大振袖は裾などにふっくら綿が入っています。

比翼仕立てにもなっています。

全体的に重たいのです。

 

 

重みで下がる肩

 

花嫁の姿にするため、綿やガーゼを当てて身体を補正していきます。

ふっくらと若々しく。

 

20代前半くらいをターゲットに、体型を作り込むのです。

 

先生に指摘されて初めて気が付いたのですが、

私の右肩は、左肩より1cmほど下がっています。

 

バッグを同じ側の肩にかけたり、どちらか一方の手ばかり使っていると

歪んでしまうのだそうです。

 

右肩に、たっぷり綿を乗せて、左右対称にします。

 

 

鏡で全身を観察する機会はあまりありません。

服装の乱れや化粧、歯に食べ物が付いていないか。。。

 

常に、相手からどう見えるかをチェックするだけで、

自分自身の姿は見ていなかったのです。

 

利き手ばかりを使うのも、歪みを誘発してしまいますので、

両手を平等に使うといいらしいです。

 

首長族の場合

タイやミャンマーの山間部に首長族という部族の方々が暮らしています。

 

実は首が長いわけではなく、重い真鍮のコイルを首に巻いて

重さで肩が下がり、首を長く見せているのだそうです。

 

重さで肩が下がる。。。

首長族と同じ原理で、私の右肩は下がりました。

 

首を長くする理由は諸説あるようですが、首長族は文字を持たなかったため、正確なことはわからないそうです。

ちなみに、首長族は現在、観光収入を得ており、首長手当なるものが支払われているようです。

 

美人が多い部族ですね。美意識が高いのでしょうか。

 

首長族→

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%95%B7%E6%97%8F

 

負担を減らせば元に戻るので、

意識して左手を使うように心がけます。

 

試しに鏡でチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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