我が家にはオスの猫(3歳くらい)がいます。
もとはノラ猫です。
生後半年~1年の時に、駅の改札で出会いました。
すでに猫ヘルペスというウィルスに感染していて、少しでも冷やすと風邪をひく繊細な猫です。
性格はおっとりしていて、鈍感というか。
人見知りしません。
完全室内飼いですが、ときどき脱走します。
以前、来客のためドアを開けたところ、逃げられてしまいました。
追いかけてみると、外から若い女性の声が。
「カワイイー」
「人見知りしないねー」
可愛いギャル2人に撫でられて、嬉しそうにお腹を出していました。。
猫にリード
外の世界に興味があるようですが、病気やケガが心配で、放し飼いにはできません。
他人様のお庭に粗相してしまったら、ご近所の迷惑になります。
でも、一度きりのニャン生。できるだけのことはしてあげたい。
という親心ならぬ主心で、猫のリードを買ってしまいました。
猫にリードをつけるなんて、変な人。
今までそう思っていました。
なのに、自分が猫にヒモをつけて歩くことになるなんて。
でも繋がれているからなのか、ほとんど動きませんでした。
マンションの部屋から見た様子
猫用のリードで、前足と胴を包む構造になっています。
これだと苦しくなさそうです。
しかし、脱走して外を走り回っているときは生き生きしているのに、
リードを付けた途端、テンションが下がるのはなんでなの。
大脱走
一昨日も脱走して、マンションの裏側へ入ってしまいました。
古いビルが多い区画なので、裏側は無法地帯です。
猫の名前を叫びながら、配管を避け、30cmくらいしか隙間のないビルとビルの谷間を進みます。
人間が通れない狭い隙間を通って、猫はどこかへ行ってしまいました。
とりあえず、この暗闇から出なければ。
身体を反転するのも難しい隙間なので、直進します。
スッポン!
と音が聞こえるような勢いで、大通りに出ると、仕事中のサラリーマンがたくさん歩いていました。
頭や服がススだらけで、なぜかうっすらと笑みを浮かべた私。
さぞかし奇異に映ったことでしょう。。。
その後、猫はすぐに見つかりました。
脱走対策を講じなくては。
コメント