色仕掛けでオジサマをどうこうしようという訳ではありません!
ビジネスにおいて、見下されない、小バカにされない、という対等な立場の確保は重要です。
若い女の子というだけで可愛がってもらえるのは、
守るべき弱い存在だと認識されているためです。
私自身、若いころにその優しさの恩恵を受けてきました。
今でも何かと優遇されていると思います。
しかし。
自分より明らかに立場の弱い(ランクの低い)人間にはとても優しいのですが、
ひとたび同じレベルの立場になった時、ライバルだと認識されて、牙を剥く人がいます。(本当にいます笑)
会社を立ち上げて代表になり、いわゆる男性社会の中で何かをしたいと思ったとき
名の通った会社名などの後ろ盾がない私は、門前払いを食らうことが多くありました。
着物で勝負!
32歳。
小娘ではないけれど、経験豊富な熟練経営者でもありません。
チャラチャラした格好はもってのほかですが
リクルートスーツでは、対等な話はできません。
第一印象で、相手に聞く耳を持ってもらうにはどうしたらいいか。
着物です。
何か通したい要望があるとき、着物で出向くことにしました。
一瞬驚くのです。
相撲で例えると「猫だまし」のような裏技ですが、効果はありました。
結果はどうであれ、同じ土俵に立つことはできます。
日本人の正装ですから、相手に失礼もありません。
何より、着物を纏うことで自分に自信がみなぎってくるのです。
その自信は、話し方や姿勢に表れます。
着物を着ることで、和やかに話を進めることができるようになりました。
これは、私が自営業だからできることです。
そもそも着物関連の仕事をしているので、違和感も少ないでしょう。
参考になる人がどれだけいるのか疑問ですが、着物は様々なシーンで強い味方になってくれることを伝えたいと思いました。
所用があり、着物で警察署へ出向いたとき
「面会ですか??」
と警察官に尋ねられたことがあります。。。
極道の妻だと思われたのかな。。
夫は拘留中ではありません。
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