道を聞かれたとき、とっさに右か左か出てこないことがよくあります。
この症状、左右盲というのだそうです。
運転しているとき、
「つぎの交差点を左折ね。」
と言われて、なぜか右のウィンカーを出してしまう。。。
冷静に考えれば、右か左かなんてわかりそうなものですが、
すぐに判断することができません。
少しバカなだけかと思っていたのですが、
「左右盲」という症状で苦労している人が多いと知って安心したのでした。
左右盲とは
ごく一般には、「右」「みぎ」「左」「ひだり」と言葉または文字で指し示されたとき、または、「右とはどちらか?」というような判断を求められたときに、それに呼応する方向を確定するまでの脳内処理に若干の時間がかかる様子を指す。
左右盲の人間は、左右の判断に際して若干の判断材料を必要とする。実際の判断にかかる時間は1秒未満から数秒まで様々。もちろん、咄嗟の判断も可能ではあるが、誤る可能性が増加する。
方向自体がわからないのではなく、「右」「左」という言葉と実際の方向を結びつけるのに時間がかかる。
矢印「→」「←」の方向に何かをする、というのは通常の判断で行うことができるが、「→ って左右どっち?」という問いかけをすると詰まる。
ハテナキーワードより
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BA%B8%B1%A6%CC%D5
視力検査のとき、
「右目を検査するから、左目を隠して」
と言われると、訳がわからなくなりましたし、
前のひとが、
「右!」「左!」
と機敏に答えていると、緊張で手に汗をかきました。
そんな私、今でも両目の視力は2.0です。
最近の視力検査は、穴を覗いてレバーで方向を示すタイプになりましたね。
いい大人が、アッチだコッチだと言うのは恥ずかしいので、助かっています。
道を聞かれる
着物で浅草を歩いていると、よく道を聞かれます。
昨日、外国人観光客(タイからきた女性2人組み)から
「浅草寺はどこですか?」
と、簡単な英語で質問されました。
道順を説明するのって、大変です。
浅草寺の場所はわかるし、何を聞かれたかもわかります。
頭の中(えーっと。。コノ道↑をコッチ→に曲がって。。。)
「レッツゴー!トゥギャザー!!(一緒に行こう!)」
すぐ近くだったので、なぜ一緒に?と疑問に思ったかもしれません。
左右盲と稚拙な英語力のおかげで、
”親切な日本人”の仲間入りを果たしたのでした。
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