毎月、ある人に手紙を書いています。
その相手とは、毎日一緒に暮らしている夫です。
これはノロケ話ではないので、よかったら参考にしてください。
人間の脳の機能
人は、特に女性は、悪いことや怒りを感じたことをなかなか忘れられません。
女性の脳には、二度と同じ過ちを繰り返さないように、怒りや、悲しみをストックする機能があるそうです。
これは子育てをする為に必要な機能なのだとか。
詳しくは、黒川伊保子さん著『キレる女、懲りない男 男と女の脳科学』ちくま新書
に書いてあるので、よろしければご参考に。
私の脳にも、その機能はきちんと搭載されていて
過去の夫婦喧嘩はすべて、細部に至るまで覚えていたりします。
もしかしたら皆様の脳にも、怒りのストックがありますか?
いいことだけ、メモを取る習慣を
ふとした瞬間に、過去の嫌な事を思い出してしまうことがあります。
だけど、いいこともあります。
いいことの方が圧倒的に多いはず。
お皿を洗ってくれた、とかお財布をプレゼントしてくれた、などのわかりやすいこと以外に
働いて生活を支えてくれる、結婚相手として選んでくれた、会話がなくても楽な存在、子供の父親になってくれた、など当たり前のようなことでも感謝の余地があります。
手紙を書く相手は、なにも夫でなくてもいいのです。
親や子供、友達、上司など。
一緒にいる時間が長い方が、些細ないいことネタを集めやすいですし、
身近な人ほど「手紙」という手段は効果的です。
ちなみに、些細なことで喧嘩になった時、
言われた事は覚えていますが、言った事は覚えていません(笑)
言ったことを全部覚えていたら、自己嫌悪で生きていけません。
そして、私が言った事を、夫は覚えていません。
ありがたや。
ということで、いいことだけ!メモを取って忘れないようにしましょう。
大丈夫。悪い事は全部、あなたの高性能な脳にストックされていてメモを取らずとも決して忘れません。
もう一度言います。
いいことだけ書き留めておきましょう。
手紙に書く
集めたいいことを便箋にまとめます。
季節の便せんを用意すると、テンションが上がりますよ。
↓最近のお気に入り。金木犀の便せん
http://www.midori-store.net/smp/item/85775006.html
この書く作業で、もう一度いいことを思い出すことができます。
書いた手紙ですが、渡す必要はありません。
自分のために書くのです。
書くネタがない。そんな時も、捻り出します。
もちろん渡してもいいのですが、返事や見返りを期待してしまうくらいなら、渡さない方がいいかもしれません。
仕事でも有効
私は着物をお預かりする仕事をしていますが、
お客様には必ず、手描きでお礼状を書いています。
会社で営業をしていた時も、一筆でも手描きで、メッセージを書いていました。
これからも沢山のお手紙を書けるように、努力しなければと思う今日この頃です。
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