私の好きな花、第一位の梅。
子供のころから、一番好きな花だったのですが、
「変わった子だねー」
と、よく言われました。
桜ももちろん素晴らしいけど、
梅の控え目な感じが、なんだか落ち着くのです。
小石川植物園
先日、東京都文京区にある、小石川植物園に行って参りました。
小石川植物園の正式名称は 東京大学大学院理学系研究科附属植物園です。
東京大学の研究施設なんですね。
元々は、江戸幕府によって開園された小石川御薬園(こいしかわおやくえん)という薬草を育てるための施設でした。
8代徳川吉宗の時代、江戸町奉行の大岡忠相に命じて薬園内に診療所を設けます。
これが小石川養生所です。
山本周五郎の連作短編小説『赤ひげ診療譚』や、この作品を映画化した黒澤明監督作品の『赤ひげ』は、この養生所を舞台とした医師の物語です。
私のなかでは、ドラマ『大岡越前』の大岡忠相役の加藤剛さんと、小石川養生所の医師役の竹脇無我さんのイメージです。
夕方の再放送を欠かさず見ていました。
その後、明治期に入り、東京大学が1877年に開設されると、理学部の附属施設となり、一般に公開されるようになりました。
入口
植物園本館。一般人は立ち入り禁止です。趣のある建物です。
明治9年(西暦1876)に建築された池の奥の建物は、旧東京医学校の本館で、東京大学に関係する建造物では現存する最古のものです。国の重要文化財に指定されています。
梅林がキレイでした。
梅に鶯の帯留めをつけてみました。
梅の地紋が入った、色無地です。
紅梅と白梅がありますが、
着物がピンクなので、今回は白梅にしました。
梅に鶯の白梅バージョン!
梅が咲くと、もう春はそこまで来ているような気がします。
冬もいいけど、そろそろ春が待ち遠しいです。
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