着物に向かない行為

着こなし術

本日、シートベルト装着義務違反で切符を切られました。

私がシートベルトを締めなかったのが悪いのですが、座っていたのは助手席です。

 

運転していて点数を引かれたのは、今日までゴールド免許だった母です。

もちろん母はシートベルトを装着していました。

 

ごめんなさい。。本当に。

 

 

反則金はなし、点数は-1でした。

私も運転免許証を持っていますが、違反した張本人は無傷です。

 

これが例えば友人の運転する車だったら、申し訳なさすぎて今後の関係にヒビが入ってしまうかもしれません。

 

車を運転するとき、同乗するとき、シートベルトは締めましょう!

事故から自分を守るためでもありますが、せっかくの楽しいドライブがブルーな気分になってしまいます。

免許証の色も、ゴールドからブルーになります。。母の免許証ですけどね。。

 

対応してくれた警察官の皆様、ありがとうございました。

今後気をつけます。

 

 

着物に向かない行為とは

 

さて、今日のお題は「着物に向かない行為」です。

 

 

一番避けたい行為は、自転車に乗る!ことではないでしょうか。

 

「着物で自転車に乗っている人」を見た知人曰く、潔いなぁと逆に関心したそうです。

裾をまくり上げ、足を広げて、袖を風になびかせながらペダルを漕ぐ姿は、想像しただけで喜劇です。

 

着付けに時間がかかってしまったのかもしれません。

タクシーを呼ぶ時間すら惜しかったのかもしれません。

 

でもその時は、その人のベストな選択だったのです。

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昔は何でも着物で

 

昔のひとは当たり前に着物を着ていたので、家事なども着物でこなしました。

 

幸田露伴の娘、幸田文は父親から家事一切のことを習いました。

父露伴からうけた躾の回顧録としてまとめたのが、幸田文著『幸田文しつけ帖』です。

その本のなかで、掃除の仕草について「女はどんな時でも見よい方がいいんだ。」という一節があり、ハッとしました。

 

以来、時々ですが着物に割烹着で家事をしています。

やはり動きにくいので、「見よい」姿ではないですが、誰も見ていないし、修行だと思ってトレーニングしています。

 

しかし、公共の場所に出るのであれば、着物にふさわしい行動をとりましょう。

 

移動手段には、できれば自転車は選ばないで下さい。

何より危険です。

 

着ているときに気を遣うことが多い着物には、向かない行為があります。

動きに制約があるからこそ、所作が美しく見えるのです。この制約こそ、着物の長所だと思います。

 

走ったり、汗をかいたりしないように時間に余裕を持って行動しましょう。

余裕のある心持が、余裕のある振る舞いにつながります。

 

自分自身への戒めも込めて、ゆったりと美しく、着物を着たいものです。

 

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