行って参りました。
銀座のお茶会「銀茶会2015」のご報告です。
ふだんは席を同じくすることのない茶道五流派、煎茶道が一堂に会する機会ということで、たくさんの人で賑わっていました。
着物の方もたくさんいて、通りすがりの人に
「今日は着物の人が多いけど、何の日ですか?」
と声を掛けられました。銀座通りにあれだけ多くの着物女性が歩いていたら、気になるだろうなと思いました。
お茶席へ
まずは、お茶をいただくための券が必要です。
長蛇の列です。
こちらのテントは、各ブースの茶席券を配布しています。
ここでどの流派のお茶席に参加するかを選びます。
参加しているのは
・表千家
・裏千家
・武者小路千家
・江戸千家
・遠州流茶道
・和敬茶道倶楽部(煎茶道)
の流派です。
今まで触れたことのなかった「遠州流」に興味があったのですが、早々にチケットは完売してしまいました。
そこで普段お稽古に通っている裏千家へ方針転換します。
裏千家は設けている茶席の数が多いのですが、各茶席で出されるお菓子がそれぞれ違います。最後はお菓子で決めました。
紅葉の茶碗で出される薄茶。
柿餡を雪平生地で包み込んだ
<宗家源吉兆庵 游>
お餅なので、竹の菓子きりだと少し食べにくいですが、柿の自然な甘みで美味しかったです。
銀座を散策。
一緒に茶道教室に通っている友人。
折り鶴の茶室。
「折鶴庵」橋本温子さん 他7名の作品だそうです。
撮影・ブログUPの許可をいただきました。
斬新で、とても面白いアイデアですね。
お茶席というと、作法や礼儀などを知らないと身構えてしまいますが、このような会があると茶道を身近に感じることができます。
無料のイベントですが、茶席に入る際に東日本大震災で被災された方へのチャリティ活動を行っていました。
参加費と思って、チャリティ活動に参加された方も多いのではないでしょうか。
街全体に着物があふれていて、とても充実した一日になりました。
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