酉の市(とりのいち)とは、例年11月の酉の日に行われる祭のことです。
酉の祭(とりのまち)、大酉祭(おおとりまつり)、お酉様(おとりさま)ともいいます。
本日は、浅草の鷲神社の酉の市に行って参りました。
行列
すごい人の数でした。
参拝するための行列ですが1~2時間は並ぶでしょうか。
子供の泣き声が所々で聞こえましたが、飽きてしまいますよね。
酉の市とは
毎日を十二支に当てはめて「酉」に当たる日に行います。
12日おきに巡ってくるので、日の巡り合わせにより、11月の酉の日は2回の年と3回の年があります。
11月に酉の日が2回あるなら“二の酉(にのとり)”。3回ある場合は“三の酉(さんのとり)”といわれます。
ちなみに今年は三の酉で、三の酉の年は火事や異変が多いそうです。
消防団の熊手もありました。
消防車や救急車がデザインされたもの
AEDを中心にしたもの
なかなかのセンスに思わずパチリ。
熊手屋さんの数だけ、熊手のデザインがあります。
「酉の市」の起源は収穫祭です。
参道で売られていた農具の中でも、熊手が福を“搔き込む”ことから縁起物として喜ばれ、お守りになりました。
だんだんと飾りが派手になっていき、現在の形になったそうです。
熊手の粋な買い方
熊手屋さんとの駆け引きがあり、どれだけ値切れるかは腕しだいです。
でも、昔は値切った分だけ「ご祝儀」として店においてくるのが粋な熊手の買い方とされていました。
実質熊手屋さんの言い値で買ったことにはなりますが、
お客様はご祝儀を出してちょっとした大名気分を味わい、
熊手屋さんはご祝儀を頂いてより儲かった気分を味わったのです。
これが江戸時代から続く熊手の粋な買い方と言われています。
http://www.otorisama.or.jp/mame.html
みんなハッピーですね。
釜めしを食べて帰りました。
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