毎週、友人と茶道のお教室に通っています。
今日もお稽古があったので行って参りました。
お茶を点てて、客人をもてなす。
そのお点前の種類が何千通りもあるとか。
茶碗などの茶道具はもちろんのこと、茶室に飾る掛け軸、花、すべてに意味があります。
美術品としての価値もあり、茶事として進行するその時間自体が総合芸術とされています。
着物同様、知れば知るほど、良いお道具が欲しくなります。
必ず聞かれる趣味・特技
履歴書などに必ずある「趣味・特技」の欄。
自己申告なので、何を書いても構わないと思うのですが。。
どの程度熟練していたら趣味や特技と言えるのでしょうか。
読書や旅行、映画鑑賞。
自分が楽しいと思えば、趣味のはずです。
ただ、どんな本を読んでいるか?と聞かれたら話を広げる自信がありません。
旅行も、趣味というほど行っていない気がします。
趣味はなんですか?
そう聞かれて、着物を着ることです。と答えると
相手が全く着物に興味がなかった場合、会話の出口が見えなくなります。
ある程度の興味がないと、一方的に話を聞くのって苦痛ですよね。。。
茶道を習っていますが、堂々と趣味・特技と呼べるのは一体いつになるのでしょうか。
ずっと鍛錬し続けるお茶の道、どの程度極めたらいいのでしょう。
「お茶を、少々。」
なんて、素敵ですよね。
私はまだ、その域に達していない気がします。
仕事の面接で、英語はどの程度話せるかを聞かれたことがあります。
「あいさつ程度なら。」と答えました。
(ハロー、サンキューくらいなら言えます。)
この、あいさつ程度という日本語、英語を話せる人が謙遜する時に使う言葉なんですね。
英語を話せない私でしたが、外国人を案内する仕事を得ました。
(大半の顧客は日本人で、外国人には通訳がついていましたが)
幸い、仕事のパートナーが元国際線のCAさんだったので、かなり助けてもらいました。
このように、言葉の選び方ひとつで、自分の能力を過大評価されてしまうことがあります。
できるような素振りをみせて、ガッカリさせてしまったり、他の人に迷惑をかけてしまったり。
言葉は慎重に選びたいと思います。
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