この6年間で4回の引っ越しを経験しました。
結婚や、転勤。自社ビルへの住居移転。
4回とも、2年以内に引っ越しています。
夫の転勤に伴い、群馬県に越したこともありました。
当時はまだ東京で仕事をしていたため、毎日2時間かけて通勤。
仕事自体が楽しかったので苦ではなかったのですが、
住む場所を頻繁に変えることで、余計な荷物を手放す術を覚えました。
遊牧民も、生活に必要な最低限の荷物を持って移動しますよね。
そんな感覚です。
引っ越しが大変なので、物を購入するのも慎重になりました。
(唯一、拾った猫だけは増えて良かった^^)
荷造りして、一度もダンボールから出さずに次の転居が決まることがあります。
そんなときは、箱ごと手放します。
必要なものって、意外と少ないんですよね。
慣れたもので、引っ越しの度にサクサク断捨離します。
着物の引っ越し
さて、当然引っ越しの度に、着物の荷造りもします。
着ていない着物、もう着ない着物、趣味が合わなくなった着物。
中には落ちないシミがついた着物まで!
これらは処分せずにそのまま持っていきます。
処分できないのです。
着物だけは。
きっと、皆さまにもそれぞれ、これだけは捨てられない。というものがありますよね。
着物は場所をとるので、困ったものです。
私が持っているのは、段が分かれるタイプの桐のタンスです。
この桐という素材は軽いので、引っ越し業者の担当さんが丸ごと運んでくれます。
私は引き出しに養生テープを貼るだけ。
小物類はカラーボックスに入っていますが、こちらも養生テープを貼るだけで運んでくれます。
明日引っ越しです。と言われても、すぐに運び出せるように家具も工夫するようになりました。
ちなみに、ファイルボックスを使って小分けしておくと、整理もできて便利です。
中身が整頓されたまま、段ボールに詰めれば引っ越しできます。
(普通はそんなに引っ越ししない)
我が家のキッチン。キッチン小物も、すべてファイルボックスに入っています。
新聞は生ごみ処理用。ディスポーザーが欲しいところです。
引っ越しって、人生の節目というか、大イベントのはずなのですが、我が家は大掃除感覚です。
しばらくは、現在のところに住む予定ですが。
シワに注意
着物の運び出しは簡単ですが、新居についたらまずやらなけらばいけないことが。
それは、着物が運搬途中で寄ったりするので、もう一度たたみ直すことです。。。
面倒ですよね。
生活するためのスペースを確保するのが先ですが、この手間は惜しまないで下さい。
以前、このたたみ直しの作業を怠って、着物にシワをつくってしまったことがあります。
まさか、中で寄っているとは。
早いうちに気が付けば、シワにはなりません。
久しぶりに袖を通そうとタンスから出して、発覚しました。
幸い、私の引っ越しサイクルが短いので、取れないシワにはなっていませんでしたが。
模様替えや、衣替え、引っ越しなどがあったとき、
着物にシワが寄ってないか、確認してみてください。
もしかしたら、窮屈な思いをしているかもしれません。
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