日本には四季があります。
四季とは、1年をざっくり4つ(春夏秋冬)に分けたものです。
この、春夏秋冬の根拠になるのが、二十四節季です。
約15日ごとに分けた季節の中で、春のグループ、夏のグループ、と分けていくのです。
昨日は「立冬」でした。
暦の上では、立冬から立春までが「冬」です。
もう冬です。と言われても、東京の紅葉のピークはこれからですし、今日は特に暖かかったですよね。
体感を先取りしているようなイメージでしょうか。
着物の季節も先取り主義
着物も、季節を先取りした柄を取り入れるとオシャレです。
季節と逆行した柄行は、あまり好まれません。
洋服でも、11月にヒマワリのワンピースは着ませんよね。
そんな感覚で、季節の移ろいを着物で表現します。
なんとも粋で、美しい四季のある日本ならではの文化です。
ただ、そんなに着物を持っていないという方。
(私もそんなに持っていません。)
裏技があります。
着物の柄に、紅葉と桜が描かれているものがあります。
これは通年着ることができます。
実写的でない、何の草花かよくわからない柄。
こちらも季節には関係ありません。
通好みではないかもしれませんが、あえて季節感を外すことで、長い期間着ることができます。
最初からたくさん揃えるのは大変ですからね。
その期間しか着ることのできない着物は素敵です。
私の夢は、その月にしか着ることのできない期間限定の着物と帯を、12か月分揃えることですが、まだまだ遠い話です。
慌てて秋の着物を着る
実家にて。
着物アップ
ちなみに帯。亀甲の名古屋帯です。
季節を先取りしたいところですが、
秋にしがみついている自分がいます。。。
葉が散る前、紅葉の盛りまでは着れるかなと思っています。
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