今日は打ち合わせで日本橋へ。
以前、この周辺で働いていたことがありますが、
ずいぶん街並みが変わりましたね。
一本路地に入ると、木造建築の家屋が並んでいたのですが、
今は大型のビルが立ち並ぶようになりました。
働いていた会社も、今は新しいビルに。
ボロボロの古いビルで、エレベーターが目的階に到着すると「チン!」とベルの音でお知らせしてくれました。
今や電子レンジも「チン!」とは言わなくなりましたね。
「レンジでチン」は、死語になるのでしょうか。
地下鉄浅草線で「日本橋駅」へ。
目の前のビルは「コレド日本橋」です。
商業施設とオフィスが入っています。
手前の白い囲いも、どうやら新しいビルが建つようです。
また景色が変わりますね。
ランチ
なぜか、いつも同じ中華料理店に入ってしまいます。
今日のランチ
(中華香彩JASMINE口福厨房さんにお邪魔しました)
時々、ピリピリに山椒の効いた四川麻婆豆腐が食べたくなります。
辛いものが無性に食べたい時。
ストレスが溜まっているのだそうです。
味覚の中でも一番刺激の強い「辛味」を感じることで、本来のストレスをごまかす作用があるそうで。
ストレス。。?思い当たらないけど、辛いものを食べたらスッキリした気がする!
着席とともにでてくる「ニンジンジュース」がクセになります。
ドロドロで、ほぼペースト状の濃厚ジュース。食前にどうぞ。
歩いていると、本家本元の「日本橋」が見えてきました。
日本橋川に架かる橋です。
今はこんな感じ。
高速道路が覆いかぶさってしまいました。
日本橋の思い出
日本橋といえば、思い出すのは私の大叔父です。
日本橋に住んでいて、私は日本橋のおじさんと呼んでいました。
祖父の弟で、子供がいなかった大叔父は、私を孫のように可愛がってくれました。
いろいろあって疎遠になってしまったのですが、
経営していた会社の自社ビルが、まだ健在であることがわかりました。
築50年は経っているはず。
(グーグルアースでたまたま見つけました。)
開発の波から逃れたのか、それとも波に乗り遅れたのか。
昭和通りにポツリと建っていました。
その後、大叔父がすでに他界していたことを知り、取り返しがつかないことをしてしまったような気持ちになりました。
もう会えない。
疎遠になったのは、私には全く関係のないことでしたし、
おそらく、誰も悪くないけど避けられないことだったのだと思います。
最後に会ったのは小学生。
実際に会えたところで、30代に突入した私のことはわからなかったかもしれません。
古い建物を維持するのはお金もかかり大変です。
耐震、防火、どう考えても進化した建築法で建て替えた方が安全で快適です。
いづれ、日本橋のおじさんのビルも、再開発で大きな商業施設に生まれ変わるかもしれません。
東京の土地は需要があるので、当然の流れです。
私たちにはこの時代の流れを止めることはできないけど、
せめて、今あるモノ、縁を大切にしていきたいですね。
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