実家で雛人形を出してもらいました。
私が生まれたときに買ったものなので、人形たちは同い年です。
7段飾りのお雛様ですが、
土台の階段部分は金属で、とっっても重いものでした。
そして、組み立てるのも一苦労。
今はきっと、軽くて丈夫な素材が使われているはずですし
ワンタッチで階段のかたちになるのかもしれません。
というわけで、土台は処分したそうです。
私のお雛様ではありますが、
管理してくれているのは両親なので、お任せしています。
赤じゅうたんに平置きされたり、
井戸端会議風に配置されたり、
毎年違うパターンで飾られるキャストたち。
(今年はウォーターサーバー用の水の段ボールの上でした)
成人して嫁ぐまでが雛人形の役割だとしたら、
もう本来の役目は終わり、引退しています。
今年も出してもらいましたが、
段が足りないので、右大臣と左大臣がだいぶ出世しています。。。
本来は、
1番上に、お内裏様とお雛様を飾ります。
2段目は三人官女。
3段目に五人囃子。
4段目に随身。(右大臣・左大臣)
5段目に仕丁、衛士と並べて
6,7段目には食器や箪笥、お化粧道具やお茶道具などの家財や
御籠、御所車などを置きます。
気が付くと、私の道具類がありません。
道具類も処分したようです笑。
雛人形たちが厄を引き受けてくれたおかげで、私自身は無事に成人しました。
人形たちと、毎年欠かさず出してくれる両親には感謝しています。
もう人形本来の役割は果たしてもらったので、
人形たちに気楽な余生を送ってもらうために、出しやすい環境を整えることは大切だと思います。
今年の飾り方だと、三人官女は不満がありそうですが。。。笑。
現役のころの上下関係にこだわらないでね!
いよいよ人間が年老いて、出せなくなってしまったら、
供養することも考えなくては。
庭の梅が咲くころに出してもらっているのですが
春が来たな、という感じがします。
だんだんと日がのびてきましたね。
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