赤が好きです。
朱色に近い黄み寄りの赤も
ワイン色に近い青み寄りの赤も。
赤は情熱や生命、ポジティブを表す色だそうです。
日本の国旗も、白地に赤い丸ですね。
辛さを表現するのも赤色です。
赤があるだけで、元気になれる気がします。
なんだか女性的でセクシーな色ですよね。（女性トイレのマークも赤ですね。世界共通なのかな。）
ある占い師の予言
学生のとき、デパートのカウンターでアルバイトをしていました。
その時、カウンターに来た女性が突然言いました。
「あなた、とっても情熱的な目をしているわ。」
と。。
その女性は占い師で、オーラの色や手相でいろいろわかるらしいのです。
アルバイト中、本当に突然、頼んでもいないのに占いはじめました。
「あなたのオーラは。。赤ね。とっても情熱的。
青もあるから冷静に判断することもできる。。」
など、そんなようなことを言われたような気がします。
占いなどにあまり興味のない私は、女性の話をなんとなく聞いていましたが、
情熱的だと言われて、悪い気はしませんでした。
手相も占い始めます。
「すごく順調な人生。健康。そうでしょ？」
たしかに。
「素敵な人と結婚する。。幸せに暮らすわ。」
わたし結婚するんだ。へー。
「あらっ！」
急に暗い顔になった占い師。
若干低い声でこう言い放ちました。
「とっても残念だけど、若いうちに幸せを使い果たすわね。」
！！！
そ、そんなぁ！！
自称占い師の彼女は、勝手に！私の手相を見ておいて
老後の不幸せを断言しました。
孤独なの？病気なの？
とくに、開運の壺や掛け軸を売りつけられることもなく、
デパートのポイントをお買い物券に換えて、占い師は去っていきました。
あの人は一体何だったんだろう。。。
10年以上経った今でも、ふと思い出します。
冷静と情熱のあいだ
誰でも、興味のある分野では情熱的になるし、
興味のない分野では無気力無関心になります。
大人になれば、冷静になる瞬間がない人なんていませんよね。
情熱的でもあり、冷静でもあるのは誰もが当てはまります。
今でも、私自身が取り立てて情熱的だとは思わないのですが、
他人からそう言われると、そうかな。という気がするから不思議です。
大きな困難もなく、様々な素晴らしい出会いに恵まれました。
大まかに言えば順調な人生です。
今のところはあの占い師の予言通りということになります。
幸せを使い果たすってどういうことだろう。。。
幸せの節約とか、幸せの無駄遣いってあるのかな。
とりあえず。情熱的に幸せを享受し
冷静に使った幸せをかみしめて生きていこうと思います。
自分の意志ではどうにもならなそうなので、
皆さんも、今ある幸せを大切に使ってください笑
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