(行ってきました→https://kimono-agent.site/2015/11/19/post-408/)
子供の頃、海外旅行などで外国へ行くたびに、日本が一番素晴らしいと思っていました。
四季があり、食べ物が美味しくて、清潔で。
外に出ると、日本が故郷なのだと気付きます。
そんな日本を代表する文化のひとつに、着物(和服)があります。
「着物と日本文化を学びたい。」
高校3年生、進路を決めるとき既に、私の人生の方向は決まっていました。
昭和女子大学日本文化史学科に入学したのは、日韓ワールドカップの年です。
私は、日本の文化を歴史の観点から学ぶ史学科に入りました。
昭和女子大学・学長の坂東眞理子先生の著書に、『女性の品格』PHP新書 があります。
こちらは300万部のベストセラーになりました。
一方、卒業生の壇蜜先輩は、『エロスのお作法』大和書房 を出版しました。
この内容の落差に笑ってしまうのですが、
個人的には、品格もお作法も、両方大切だと思います。
きものを学ぶ
早稲田大学にて、全日本きもの振興会による「きもの学2015」が開講されています。
http://www.kimono-net.or.jp/study/tokyo/index.html
早稲田大学の在学生が対象の講義ですが、公開講座が実施されます。
公開講座 11月19日・12月3日
11月19日
講義内容:「産業としての大島紬の歴史と新たな展開への取組 大島紬の織元として、技術の継承と新たな展開」
西正智 氏
重田茂和 氏
12月3日
講義内容:「大隈重信と佐賀錦」
内田信子 氏
井手美弥子 氏
お申し込み方法
全日本きもの振興会のホームページから整理券をダウンロードし、名前・住所・電話番号を記載の上、受付にお渡しください。
http://www.kimono-net.or.jp/study/tokyo/index.html
※満席の場合は、入場をお断りされる場合があります。(大学の正規の授業の為、学生の受講を優先)
学ぶ欲
もっと勉強しておけばよかった。
大人たちは口を揃えてこう言います。
社会人になると、学ぶためのまとまった時間がとれません。
集中力や吸収力が衰えたことも実感します。
子供の時に、周りの大人が「勉強しなさい」と言った理由が、大人になってからわかります。
でも、大人になっても何かを学ぶ機会があります。
こうした公開講座を開講している大学はたくさんあります。
無料のものがほとんどなので、ぜひ利用してみてください。
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