先週末、日本橋きもの倶楽部で購入したひまわりの浴衣。
赤と黒のコントラストに、ブルーやピンクが入った派手なタイプです。
あまり強い色は似合わないと、はんなりした淡い色ばかり着ていますが、
周りの人たちに赤が似合うと言われて選びました。
ただ、私の顔は派手ではないので
しっかりとお化粧をしないと、顔が負けます。
オシャレなカンカン帽が欲しいなあ。
赤っ恥
この赤の浴衣で移動中、電車のドア付近に立っていると、
トントン、
と、座席に座っているご婦人に袖を軽く引かれました。
目が合うと、ジェスチャーで袖を指さして口をパクパクしています。
「?」
私の浴衣の袖を確認すると、1,500円と書いた大き目の値札がしっかりついています。
「!!」
しまった!値札を取り忘れたんだ!
「ありがとうございます、気づかず過ごすところでした!」
赤面しながらお礼を言うと、
「何かついてると思ったんだけど、値札だったのね^^素敵な浴衣ねー^^」
と、恥をかいた私をフォローするように話しかけてくれました。
着物だと、知らない人とも話ができます。
恥ずかしかったけど、あたたかいひと時を過ごすことができました。
1,500は安いし、いい買い物をしたなー。
でも、値札が付いていると、私自身の価値が1,500円のようですよね。
値札で思い出したのですが、
高校生の時、自転車で下校中に車に乗った中年の男性から道を尋ねられました。
案内しようとしたところ
「3,000円でどう?」
と言われ、不審者だと気が付きすぐに全力で逃げたのです。が。
3,000円は安いな。。。
何が、どう?なのかさっぱりわかりませんが、
ディスカウントされた気がして、モヤモヤしました。
自分の価値は自分で決めたいし
そもそも数値で測れるものではありません。
今思い出してもモヤモヤします。。。
着物や帯も、当時は大変高価なものが
リサイクルになるとタダのような価格になってしまいます。
リサイクル着物や帯は、今つけられている値段に納得していないだろうな、と思うことがあります。。
でも、衣服は着てこそ。
安いからって、価値がないわけじゃないこと、ちゃんとわかってるよ。。
来月も日本橋きもの倶楽部でセールをやりますので、ぜひお越しくださいませ。
コメント