どじょう鍋を食べました。
先日、駒形どぜうさんにお邪魔しましたので、ご報告します。
創業は1801年で、200年余りの歴史のあるお店です。
店内の様子。
テーブルがないんですよ。
ピクニックのように、フラットな食事風景です。
板が敷いてあって、その上に真っ赤な炭の乗った七輪を置きます。
七輪に高さがあるので、脚のついたテーブルでは高すぎるのかもしれません。
山椒と七味唐辛子、 ネギは使いたい放題です。
どじょう
江戸時代、ドジョウは精のつく食材とされていたため、どじょう鍋は暑中に食べるものとされていました。
俳句の世界では「泥鰌(どじょう)」は夏の季語です。
見た目が、ちょっと、アレなので、生きているどじょうは載せませんが
うなぎに似ています。
ドジョウはウナギに劣らない滋養があり、しかも安価である事から、江戸の庶民に好まれていました。
味も、泥臭いうなぎのような感じで
想像していたよりも食べやすいです。
どじょうすくい
宴会の余興といえば、どじょうすくいを思い浮かべます。
安来節(やすぎぶし)という島根県安来市の民謡の中の一部に「どじょう踊り」という滑稽なおどりが含まれています。
どじょうをすくう様子を踊りにするくらい、庶民の間では身近な存在だったドジョウ。
純国産の物は超高級食材として扱われているそうです。
尚、寄生虫などがいるので、踊り食いなどの生食は危険です!
さすがに、どじょうを生で食べようという方はいませんよね。。。
祖母に、どじょうを食べるので一緒にどうかと誘ったことがありましたが、
「なぜお金を払ってまで、どじょうを食べなければならないのか。」
と断られました。
食べ物に困ったときに、どじょうを食べていたようです。
高級食材なんだけどなー。
あまりいい思い出ではないのかもしれません。。
抵抗が無ければ、ぜひ一度お試しください。
とても美味しいです。
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